居城の一室
- (株)トミーウォーカー運営の商業PBWシルバーレインのPC静月・明良(b24511)、レイナ・クレイシャン(b25393)、中原・春美(b32109)の合同キャラブログです。
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『赤頭巾の騎士と狼王子』
むかしむかしあるところに、甘い香りに包まれた平和な王国がありました。
その国では、王族を守る近衛兵にはフードの付いたマントを与えられる風習がありました。それは、兵にとって誇りでした。
その近衛隊の中でも一際優れた兵には赤いフードが授けられるのが昔からの慣わしでした。
そのことから、赤いフードを授けられた兵はそのことを讃えられ、こう呼ばれるようになりました。
赤頭巾の騎士≪レッドフード・ナイト≫と。
そして、これはその赤頭巾の騎士となった女の子と、彼女が仕える王子の物語。
その国では、王族を守る近衛兵にはフードの付いたマントを与えられる風習がありました。それは、兵にとって誇りでした。
その近衛隊の中でも一際優れた兵には赤いフードが授けられるのが昔からの慣わしでした。
そのことから、赤いフードを授けられた兵はそのことを讃えられ、こう呼ばれるようになりました。
赤頭巾の騎士≪レッドフード・ナイト≫と。
そして、これはその赤頭巾の騎士となった女の子と、彼女が仕える王子の物語。
ある日、赤頭巾の騎士は王様から離れて暮らす王妃様への届け物をする王子様の護衛を任されました。
赤頭巾は、王様特製のチョコレートを籠に入れ、王子様と共に王妃様の住む森へと入っていきました。
王妃様は森の奥深くに王子様の妹である王女様と暮らしていました。別に別居とか夫婦仲が悪いとかそういうわけではありません。ただのご都合主義です。
「いきなりぶっちゃけんなよオイ」
ナレーションにツッコミを入れる赤頭巾。どうやら彼女に世界結界は効かないようです。
「……静月」
「名前で呼ぶな。ファンタジー感が台無しだろ」
「地の文にツッコミを入れておきながら何を…。…まぁいいか。
……チョコ、つまみ食いしてもいい?」
「ダメ。親父さ……王様から王妃様へのお届けものなのですよ?」
咄嗟に取り繕いながら、王子様を見上げながらぎろりと睨み、赤頭巾は言いました。王子様は無表情でしたが不機嫌そうでした。
「…どちらにしろ、届けたら母さん俺にくれるのに…」
「それでもちゃんと届けないとダメだろ?お袋さんのとこにつくまで我慢しろ」
赤頭巾のメッキは早々に剥げてきました。グダグダです。
王子様は表情こそ変わりませんが、不貞腐れオーラが出ています。
「……静月」
「だから名前で呼ぶなって。…チョコはやらんぞ」
「いや、そうじゃなくて……あっち」
鋭い眼差しで睨まれた王子様が指差したのは、森のわき道でした。
「あっちの花畑に母さんの好きな花が咲いてるから…摘みに行こう」
「ん?んー…」
赤頭巾は眉をひそめ考えましたが、それもいいかもしれないと承諾しました。
二人がわき道を抜けると、そこには色とりどりの花が咲き乱れる花畑がありました。
「おー…。……きれいだな」
「うん…。…静月と一緒に来たいと思ってたから…」
「お袋さんはどうしたよオイ」
言いつつも赤頭巾の頬はほんのり赤くなっていました。
赤頭巾は王子様から離れ、王妃様への花を選び始めました。王子様はそれを後ろからじっと見ています。
「お袋さんってどんな花が好きなんだろ…。…あ、やっぱ四葉?」
「…静月」
「だーかーらー!……なんだよ」
後ろから話しかけてきた王子様に、四葉を探していた赤頭巾は顔を上げてじろりと振り返りました。
「……食べてもいい?」
「お袋さんに届けるんだからダメだってさっき言っただろ」
「いや、チョコをじゃなくて…」
突然、王子様は赤頭巾を後ろからぎゅっと抱きしめました。王子様の頭からにょきっと狼の耳が生えてきました。
「…静月を食べたいんだけど」
「―――――ッ!!!!!???」
赤頭巾の顔が、頭巾と同じくらい真っ赤になりました。
ぱたり、と王子様の狼尻尾が嬉しそうに揺れました。
「な、ちょ、いろいろな行程とかぶっとばしてないか!?」
「えー…。…だって、話通りにしたら母さんを先に食べなきゃならないだろ?いくらなんでもそれはちょっと…。
というか、静月が欲しい。話的にはとりあえず赤ずきんを食べれば終わるわけだし」
「終わるかぁぁぁぁぁっ!!てか、そんな終わり方しないから!」
「まあまあそういわずに。……そもそも狼もなんで先に婆さんを食べるんだろうな。この場で赤ずきんを食べればいいのに」
「それじゃハッピーエンドにならないからだろうが!!」
「俺達はこれでハッピーエンドだから問題ない。…そういうわけで、いただきます」
「ぎゃーーーーっ!!!」
…こうして、赤頭巾は狼むき出しの王子様に美味しく頂かれました。
おしまい☆
「――と、言うものを描いてみたのですがいかがでしょうか?」
「いや、あえていろいろ言わないが……オチ無理矢理すぎじゃね?」
どっとはらい。
※この物語はフィクションです。
実際の能力者・冒険者人物、団体とは関係ありません。
と、言うことでハロウィンSD記念SSです。
色々好き勝手書いてるけど許してね☆ダメだったら取り下げてジャンピング土下座しますから!(未承諾)
春美さんの勝手な妄想なので色々間違ってるところもあると思う!主にご両親とかご両親とかご両親とか!!
ちなみにこの記事を書いているのはハロウィン前なのでまだ南瓜行列SDを見てません。
ハロウィンが待ち遠しいです。楽しみーwww
南瓜SD完成!!明良可愛いよ明良。
さやとんも得意げでたまらんです。そのまま明良も共食いしてしまえ!!
赤頭巾は、王様特製のチョコレートを籠に入れ、王子様と共に王妃様の住む森へと入っていきました。
王妃様は森の奥深くに王子様の妹である王女様と暮らしていました。別に別居とか夫婦仲が悪いとかそういうわけではありません。ただのご都合主義です。
「いきなりぶっちゃけんなよオイ」
ナレーションにツッコミを入れる赤頭巾。どうやら彼女に世界結界は効かないようです。
「……静月」
「名前で呼ぶな。ファンタジー感が台無しだろ」
「地の文にツッコミを入れておきながら何を…。…まぁいいか。
……チョコ、つまみ食いしてもいい?」
「ダメ。親父さ……王様から王妃様へのお届けものなのですよ?」
咄嗟に取り繕いながら、王子様を見上げながらぎろりと睨み、赤頭巾は言いました。王子様は無表情でしたが不機嫌そうでした。
「…どちらにしろ、届けたら母さん俺にくれるのに…」
「それでもちゃんと届けないとダメだろ?お袋さんのとこにつくまで我慢しろ」
赤頭巾のメッキは早々に剥げてきました。グダグダです。
王子様は表情こそ変わりませんが、不貞腐れオーラが出ています。
「……静月」
「だから名前で呼ぶなって。…チョコはやらんぞ」
「いや、そうじゃなくて……あっち」
鋭い眼差しで睨まれた王子様が指差したのは、森のわき道でした。
「あっちの花畑に母さんの好きな花が咲いてるから…摘みに行こう」
「ん?んー…」
赤頭巾は眉をひそめ考えましたが、それもいいかもしれないと承諾しました。
二人がわき道を抜けると、そこには色とりどりの花が咲き乱れる花畑がありました。
「おー…。……きれいだな」
「うん…。…静月と一緒に来たいと思ってたから…」
「お袋さんはどうしたよオイ」
言いつつも赤頭巾の頬はほんのり赤くなっていました。
赤頭巾は王子様から離れ、王妃様への花を選び始めました。王子様はそれを後ろからじっと見ています。
「お袋さんってどんな花が好きなんだろ…。…あ、やっぱ四葉?」
「…静月」
「だーかーらー!……なんだよ」
後ろから話しかけてきた王子様に、四葉を探していた赤頭巾は顔を上げてじろりと振り返りました。
「……食べてもいい?」
「お袋さんに届けるんだからダメだってさっき言っただろ」
「いや、チョコをじゃなくて…」
突然、王子様は赤頭巾を後ろからぎゅっと抱きしめました。王子様の頭からにょきっと狼の耳が生えてきました。
「…静月を食べたいんだけど」
「―――――ッ!!!!!???」
赤頭巾の顔が、頭巾と同じくらい真っ赤になりました。
ぱたり、と王子様の狼尻尾が嬉しそうに揺れました。
「な、ちょ、いろいろな行程とかぶっとばしてないか!?」
「えー…。…だって、話通りにしたら母さんを先に食べなきゃならないだろ?いくらなんでもそれはちょっと…。
というか、静月が欲しい。話的にはとりあえず赤ずきんを食べれば終わるわけだし」
「終わるかぁぁぁぁぁっ!!てか、そんな終わり方しないから!」
「まあまあそういわずに。……そもそも狼もなんで先に婆さんを食べるんだろうな。この場で赤ずきんを食べればいいのに」
「それじゃハッピーエンドにならないからだろうが!!」
「俺達はこれでハッピーエンドだから問題ない。…そういうわけで、いただきます」
「ぎゃーーーーっ!!!」
…こうして、赤頭巾は狼むき出しの王子様に美味しく頂かれました。
おしまい☆
「――と、言うものを描いてみたのですがいかがでしょうか?」
「いや、あえていろいろ言わないが……オチ無理矢理すぎじゃね?」
どっとはらい。
※この物語はフィクションです。
実際の
と、言うことでハロウィンSD記念SSです。
色々好き勝手書いてるけど許してね☆ダメだったら取り下げてジャンピング土下座しますから!(未承諾)
春美さんの勝手な妄想なので色々間違ってるところもあると思う!主にご両親とかご両親とかご両親とか!!
ハロウィンが待ち遠しいです。楽しみーwww
さやとんも得意げでたまらんです。そのまま明良も共食いしてしまえ!!
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プロフィール
HN:
おか
性別:
女性
自己紹介:
極稀に変わる偽ステシ
岡・耶麻(さて私は何処でしょう)
(おか・やま)
運命予報(できない)士
『結社枠が足りない。』
明ちゃんレイナ様春美さん他若干名の背後にある残留思念。詠唱銀の振り掛け禁止。チョコと猫と幼女とノマカプと我が子をこよなく愛する。銀雨用メッセあったりします。お手紙でどうぞ。
理性□□□■◇感情
狡猾□□□■□純真
秩序□□□■□自由
計画□□□□■行動
仕事□□□□■遊び
入学理由:能力者(てかフリスペ)のいる環境に憧れた
岡・耶麻(さて私は何処でしょう)
(おか・やま)
運命予報(できない)士
『結社枠が足りない。』
明ちゃんレイナ様春美さん他若干名の背後にある残留思念。詠唱銀の振り掛け禁止。チョコと猫と幼女とノマカプと我が子をこよなく愛する。銀雨用メッセあったりします。お手紙でどうぞ。
理性□□□■◇感情
狡猾□□□■□純真
秩序□□□■□自由
計画□□□□■行動
仕事□□□□■遊び
入学理由:能力者(てかフリスペ)のいる環境に憧れた